着物を脱いだ銀杏の樹
生きている化石とも言われる銀杏。
銀杏並木はさまざまな都市に見事なものがありますが、那須では街路樹よりももっと多く、ふと山の中にあったり、農家の広い庭先にあったりします。
私の通勤路に、すばらしく大きな銀杏の樹があります。しばらく前まで誇らしげに輝いていたのですが、先日強風が吹き荒れたので、翌朝見るとすっかり落葉していました。
(写真は、その樹とは別のものです。)
銀杏の葉が散り敷いているようすをみると、するりと着物を脱いだ女性みたいだなと、いつも思います。脱いだ着物が畳の上に広がっているように見えるのです。
新緑も黄葉もうつくしく、落葉しても風情のある銀杏。
庭木にするにはちょっと高木すぎますが、ついうっかりわが庭にも植えてしまった私です。
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