きさらぎ
2月になりました。
2月は如月。西行が詠んだ「願わくば 花の下にて 春死なむ その如月の 望月のころ」の「如月」は旧暦ですから、望月となれば3月の中旬。新暦の2月では桜の開花は遠いですが、如月の言葉から春への思いが増す季節です。ここでいう「きさらぎ」は、草木が生えはじめる月、すなわち「生更木(きさらぎ)」の意味をよく表していますね。
一方「衣更着」のきさらぎは、まだまだ寒いからもう一枚着物を着よう、というほどの意味ですから、芭蕉の「はだかにはまだ衣更着のあらし哉」が思い起こされます。
暖冬とはいえ、2月は厳冬期です。インフルエンザも新型コロナウイルスも心配なこのごろ、免疫力を落とさないよう、どうぞ暖かくして、おいしいものを召し上がってお過ごしください。
今年、那須は雪があまり降りません。降ってもすぐ融けてしまう。過ごしやすいですが、寂しい気がします。
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