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いざというときのために

東日本大震災から9年経ちました。

当時の生々しい恐怖は薄らぎましたが、被災地ではまだまだ「復興した」とは言えず、今も避難生活をしている方が大勢おられます。原発事故の後始末も終わってはいません。

那須地区の放射線量は、ていねいに実施された除染のおかげで、すでに以前から国の基準を下回っています。一時はどうなることかと思った那須の観光も、すっかり元気を取り戻し、私の印象では、9年前よりもっとにぎやかで楽しいリゾート地というかんじです。地元の方たちの前向きで明るい底力に打たれます。

 

目下の心配は、むしろコロナウィルスの脅威ですね。那須の宿泊施設では、東日本大震災のころと同じかもっと、お客さまが減っているそうです。

都会の(危険かもしれない)人ごみを避けて過ごすには、那須の方がずっと良いと思うのですが。遠くからお越しの方は新幹線が恐いかもしれませんが、お車で来られる距離であれば、平気なのではないでしょうか。春休み、どうぞ那須でのびのびお過ごしになってくださいね。

 

それにしても、近年自然災害は増える一方です。台風も年々大型化し、気候は「観測史上初」という言葉に聞き飽きるほど激しいものになっています。

我田引水のように聞こえると困るのですが・・・こうした時代に、別荘を持つことは意味のあることです。

昨年の台風19号のとき、都内の方がかえって危険だと判断し、那須に避難してこられた弊社のお客さまがおられました。その方は防災のプロです。ライフラインが断たれたとき、都会の方が復旧が難しいから、とおっしゃっていました。ほんとうにそのとおりだと思います。

昨年は、台風15号による千葉の大停電もありました。まだ暑い時期でしたので、復旧までどれほどたいへんだったか、想像にあまりあります。そういう経験ののち、二拠点を持っていることが肝要だと、那須に別荘を探しはじめたお客さまともお話ししたことがあります。

さいわい那須の別荘はとてもお手頃で、関東圏や東北からのアクセスも容易です。これからの時代、別荘はただ贅沢というのではなく、いざというときの備えにもなるのです。

断捨離がはやって久しいですけれど、一定の備えは常に考えておかなくてはいけないでしょう。一方で「身軽」であること。そのバランスは難しいですが、こういう節目の日には、日ごろなにも考えていない私も、思いを巡らすのでした。

 

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