牧草ロール
那須の住人には見慣れたものですが、
さて、これは何でしょう?
はい、牧草ロールですね。牛さんたちのための、貯蔵飼料です。
毎年今ごろ、青々とした牧草を刈るのですが、これが乾いたら、ロールベーラーという装置をつけたトラクターで牧草を集めていきます。
ロールベーラーから牧草ロールが出てくる様子は見ものです。トラクターがちょこっと停止し、うんっと踏ん張って牧草ロールを産み落とす、そういうかんじなのです。でっかいトラクターですが、これを見ているとかわいらしくて、なにか昆虫の生態のように思えてなりません。
そうして、次の作業がまたおもしろい。別の子(子?)が現れて(ベールグリッパというそうです)、写真のように牧草ロールを運んでいくのです。これがまた実に昆虫みたいなのです。なんというか・・・産み落とした大切な卵を集めてでもいるかのようで。おしりのところにひとつくっつけて、なんだか自慢げではありませんか。
まあ、350キロ以上もある卵を産む昆虫がいたらたいへんですが。遠目にはひたすらかわいい・・・
最近では牧草ロールはラップフィルムを巻きつけていることが多いです。
那須にお越しになって、牧草地の脇に白く大きな円筒状のものが積まれているのを見かけたら、ああ牧草ロールだな、牛の飼料なのだなと思ってください。白のほかに、黒や緑、なかには水色やピンクもあるらしいです。
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