那須高原はすっかり秋が来たようです。すでに羽毛布団にくるまって寝る日々です。
ところで秋になると、家のメンテナンスをしたくなるのは私だけでしょうか。

養生テープを巻いて、これからペンキを塗るところ!
色は、オスモカラーのロイヤルブルーです。

こちらは、おなじくオスモカラーのトルコグリーン。拭き取りして、わざとアンティーク感を出しています。
家のメンテナンスは、手間がかかり、正直面倒なときもあります。
そんなとき私がいつも思い出すのは、武田百合子さんの「富士日記」です。
富士山にある武田家の別荘に夫妻が赤坂から車を走らせて行くと、「煙突が折れていた」ということが、じつにしばしば日記に書かれているのです。煙突ってそんなに簡単に折れるのかなあ、と思うのですけど、富士山は気候が厳しいし、ひと昔前のことですから、そういうこともあるのでしょうか。
百合子さんは、煙突が折れていたからといってめげるような方ではないので、さっさと業者さんに直してもらっていました。
そんなわけで、私も那須という土地に住むのであれば、家のメンテナンスくらいどんとこいの気持ちでいなければね、と、富士日記の煙突のことを思い出しては心を励ますのであります。
もちろん、那須にも良い業者さんがたくさんありますから、すべてお任せすることも簡単なんですよ。(弊社が良心的な業者さんを紹介します!)
それでも自分でやろうとするのは・・・まあつまり、たぶん私はペンキ塗りが好きなんですね・・・と、そんなオチで今日のブログはおしまいです。
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子どものころから家というものが好きでした。
小学生のころ、課外学習で学校から近所の高級住宅街を通り抜けることがあったのですが、学習内容などそっちのけでよそのお宅ばかり眺めていたものです。母が購入していた婦人雑誌に間取り図が載っていれば、それを見て胸をときめかせたり、自分の家の床に鏡を置いて、逆さまになった鏡の中の部屋に入り込んで(もちろん想像の中でですが)遊んでいたこともよく憶えています。親戚の家に行ったときの記憶も鮮明で、天井からぶら下がったランプ、窓の手すりの手触りや模様も憶えています。
また、今でもしばしば、行ったことのない知らないはずの家にいる夢も見ます。そのおなじ家を、また別の日の夢で訪れることもあります。

これは6歳の女の子が落書きしたものですが、こういうものを見ても、私はうれしいような、ときめくような気持ちがするのです。
女の子は、ままごと遊びが好きですから、そもそもお家というものが好きなのかもしれませんね。

写真は手作りのドールハウスです。キットなどを用いず、手近にある材料を工夫して作ったもの。アイスキャンデーの棒がドアやベッドに使われていたり、針金で道具をこしらえたり、なにかしらの廃材でインク壺を作ってみたり・・・床のマットなども手織りしたものです。
シルバニアファミリーはロングセラーのおもちゃになりましたね。家の中に家具や道具を並べていくとき、子どもたちは、あの熊さんやうさぎさんにどんなドラマを描いているのでしょうか。
大人になって、私たちが家に託す夢は、シルバニアファミリーのようにお手軽ではありません。でも、家を買う、これまでと違った別の家に引っ越す、そういう喜びとわくわくは、お手軽ではない分、いっそう大きいものでしょう。
那須の中古別荘は、時には車よりも安く買えます。手がとどくところに大きな夢が、現実としてあるのかもしれません。
物件をたくさん見るなかで、このお家はどんな方のどんな夢にマッチするのだろう、そういう想像をして、私自身の消えない「家への夢」を満たしています。
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こんにちは、不動産のクリスです。
先日までの秋空はどこへやら、今日は強い雨が降る那須高原です。
お空が暗いとしょんぼりした気分になるので、明るい写真を載せます。

これは、おととしの今日、大きな虹が出たときのもの。
刈り取ったばかりのトウモロコシ畑の上に、気持ちよくかかっています。
那須は空が広いので、こうした大きな虹を見ることができます。二重になった虹にもしばしばお目にかかれます。(この虹もうっすらと二重になっていますね。)
物件をご案内したお客さまに、那須では星がよく見えますかと聞かれたことがあるのですが、はい、もちろん! 那須は星が降るように見えます!
ふつうだと、地平線に近い空では星が霞むと思いますが、那須では山の際まで見えます。庭の樹木に星がかかっているのを見ると、きらきらと、まるでクリスマスツリーのようです。
天の川も、文字通りミルキーウェイなんですよ。あそこを銀河鉄道が走っていくのだと、そのまま信じられそうな・・・
那須に移住してきたてのころ、私は天体観測の本を開いて、星座の名前を覚えるのにはまっておりました。東西南北すべての星座を独り占めです。
那須は、月もまたきれいです。「御用邸の月」という名前の那須のお土産品は、以前は「那須の月」という名前でした。月を冠したお菓子が作られるような土地柄なのですね。
天体観測にもってこいの物件もございます。「宙」という別荘です。
別棟として天文台があり、本格的な天体望遠鏡が備え付けられているのです。天体観測がお好きな方必見ですね。
ぜひこちらのページ(→)をご覧になって、宇宙に思いをはせてくださいませ。
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リゾート 田舎暮らし 天文台 天体望遠鏡
こんにちは、不動産のクリスです。
彼岸花の季節がやってきました。

これはきのう、仕事帰りに撮った写真です。
田んぼの色に赤が映えて、秋が来たなあと思う風景ですね。
那須の彼岸花といえば「簑沢彼岸花公園」が有名で、もう少ししたら見頃、とか、満開になりました!とかの情報がいろんなところから聞こえてきます。(残念ながら私自身は訪れたことがないのですが。)

群落もきれいですが、アップにしてもうつくしいです。
この花で首飾りやちょうちんを作ってよく遊んだものですけれど、こちらもきのうのヨウシュヤマゴボウ同様、毒があります。まあこれを口に入れてみようと思う人はあまりいないでしょうが、球根はしっかり毒抜きをすれば、芋類と同じように食糧になり得ます。昔の人にとっては、食糧不足の時の貴重な栄養源だったのではないでしょうか。
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庭に勝手に生えてくるもののひとつ、ヨウシュヤマゴボウです。

いつもは小さいうちに切ってしまうのですが、今年はなんとなく残していたら、元気いっぱい育ちました。
2メートルくらいにまでなり、赤い茎が太くて硬いので、大きくなると切るのがなかなか大変です。ゴボウという名の通り根っこも太くて長いため、抜くのはすでに私には無理ですから、もう切っただけでほっておきます。

なかなかうつくしいのです。黒く熟した果実からは、赤紫の果汁がとれ、染料になるそうです。
が、この植物には、毒性があるのでご注意ください。
誤食すると、けっこう強い症状が出ます。
ブドウみたいなかんじもしますよね。おいしそうに見えます。こんなふうに房になっていると間違えないでしょうが、果実だけだとブルーベリーと思うかもしれません。
でも、こういう植物って、なんのために毒を持つのでしょう? 不思議です。鳥に食べてもらって繁殖するのが実のありかたなのじゃないかと思のですが・・・
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リゾート 田舎暮らし ヨウシュヤマゴボウ
さて今回の物件は、ザ・輸入住宅です。

玄関から入ると、まず上階に向かう階段と、下階に降りる階段とがあります。ドアも手すりもノブもはめ込まれたガラスも、いかにも輸入住宅という雰囲気ですね。

アイランド型のキッチンはオーブンも設備されています。

上の階は、輸入住宅らしくシャワールームになっていますが、浴槽派の方もご安心ください。階下にはジャグジー付き浴槽がちゃんとあります。
広いリビングルームといい、そこからの眺望といい、充実した設備といい、見所がとても多い物件です。ぜひこちらをご覧になってくださいね。
標高が高いため、リゾート感がたっぷりです。
夏には涼しさを、冬には薪ストーブを楽しみながら、非日常的な日常をお過ごしくださればと思います。
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リゾート 自然
突然ですが、「道の駅」はお好きですか。
私は大好きです。道の駅めぐりの企画などよくありますから、道の駅ファンはきっと多いのだと思います。
本日は那須の観光の要所にある、「友愛の森」という道の駅をご紹介します。

こちらの施設は、観光交流センター、ふれあいの郷直売所、「なすとらん」という名前のレストラン、工芸館、ふるさと物産センター、などなどとても充実しています。大きな樹木があって、散策するだけでも楽しいです。
施設の中でも、産直所の人気は群を抜いています。早朝にはすでに、採れたて野菜お目当てのお客さまがどっと押し寄せていて、レジは行列しているほどです。午後に行くと、ほぼ品切れ状態、というあんばいです。

産直所に併設のお食事スペースも大人気です。簡単な屋根や囲いが設けてあるスペースなので、なんとなく大学祭の仮店舗みたいで楽しいのです。天ぷら付きのうどんがいちばん人気メニューなのかな、大勢召し上がっています。私も食べたくなるのですが、ここに来るときはたいていお客さまとの待ち合わせの場合なので、ぐっとがまんです。寒くなるとすいとんもいいですね。すいとんは、那須ではいろんなところで提供されていて、どうやらご当地メニュー的な位置づけです。
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リゾート 田舎暮らし 友愛の森 道の駅
きのうのブログは、時間がなくなって、お弁当のことで終わってしまいましたが、肝心の南ヶ丘牧場さんです。

人気スポットなので、いつも多くの人が来られています。皇室の方がお見えになったこともあるんですよ。
ガーンジィ牛の牛乳を使ったソフトクリームなどが有名ですが、黒パン、ペロシキなど、なぜかロシアと関係があるようなないような。

清流が流れていて、釣り堀なんかもあります。
でも私のお気に入りは、なんといっても動物さんたち。

(ふれあい広場を隙見したところ)

乗馬や乗ロバもありますよ。うさんぽ広場といううさぎさんとお散歩できる広場もあります。
軽食だけでなく、ジンギスカンやハンバーグなど、しっかり食べられるお店がありますから、ご家族全員満足できると思います。
でもな〜んにもしないで、ただ立ち寄るだけでもうれしい南ヶ丘牧場。入場料も駐車料金もいりませんので(太っ腹です!)那須高原に来られたら、ぜひちょっと立ち寄って、山から見下ろす高原の景色をお楽しみくださいね。
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先日のことになりますが、物件調査の日に、昼食を食べそこなう可能性が高かったので、朝ピクニックさんでお弁当を調達しておきました。

看板にはこのまま食べちゃいたいようなおむすびが・・・

バッグの中にお弁当が入っていると安心です!
無事物件調査が終わってから、南ヶ丘牧場でいただきました。

お天気も良かったし、戸外で食べるお弁当は最高です。Yummy!
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大江健三郎の「治療塔」に、「新しい地球に人類がもたらしたものは葛を繁殖させたことだけだった」、というくだりがあります。
葛だけが生い茂っている惑星、それが治療塔惑星なのです。葛の繁殖力を考えると、そんな光景は想像に難くありません。
葛は、その根が「葛根湯」に利用される有益な植物です。いってみれば善玉の植物かもしれません。ところが、もうひとつ、たいへんな繁殖力で地上を覆いつくしそうなものがあるのです。その名もアレチウリ。

この写真は花が終わりかけのころです。

アレチウリは、地面を這うと緑の海のようにどこまでも広がりますし、下の写真みたいに、別の樹木を覆いつくしてなんの木かわからなくしてしまうし、電柱にも鉄塔にも上るし、フェンスにからみついてまるで生垣みたいにしてしまうし・・・そのパワーはとどまるところを知りません。大江がまた治療塔の続編を書くことがあれば、葛とアレチウリの抗争にアレチウリが勝った、ということが描かれるかも、といつも私は思います。

こうしてもこもこの様子は、ブルガリアのお祭りの「クケリ」みたいで、なんだか憎めない気もするのですけれど。

でもほっておくと文字通り痛い目にあいます。
写真のようにとげとげの実がつきますから。これって見た目的にも爆弾ですが、ほんとに爆弾のように危険です。
このトゲは、容赦なく突き刺さります。痛いです。手のひらに垂直に刺さったところなどみると、悪意を感じますよ。ジーンズの上からも刺してくるので泣きそうです。
と、半分以上面白がっていますけれど、自分ちの庭にはいてほしくない君です。(すぐに入り込んでくるのですが)
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秋晴れの那須です。
こんな日に、物件調査に出かけるのはわくわくします。
藤和那須ハイランドですてきな輸入住宅の写真を撮ったあと、帰り道に、コナミさんの風力発電の前を通りがかりました。

雄大な自然の懐に堂々と立っています。うつくしい。
別荘のご案内をするときには、この施設がとても良い目印です。

なんとなく、遊園地の飛行機みたいでもあります。夜のあいだに台座を離れて、この大きなプロペラで空を旋回しているのかもしれませんね。
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不動産のクリスでは、ときどきイベントを開催しております。
10月には、お隣のクレシオン カフェさんでコンサートを予定しています。
小規模なコンサートですので、お気軽にご参加いただけたらと思います。
那須の秋の夜、歌声とともにクレシオン カフェさんのディナーもお楽しみいただけますよ。

